昔と全然ちがう!いまの農業は“働きやすい”仕事です

  • 田の荒おこし

苗代田に苗を育てている折に、一方では田んぼを造る。このシリーズの最初に、「田の準備作業」の項目があったがその後最も大変な作業が「田の荒おこし」だった。

親の農作業の手伝いをしていた時代は馬や牛が鋤(すき)引っ張って固くなった田を荒く起こしていく作業があった。この馬、牛を個人では持てないので3-4農家共同で持つようにしていた。明治のころは馬と鋤で田起こしの技術はなかったが昭和になると深堀する鋤が発明され、馬、牛と鋤で耕すことになった。田を深堀りすることにより収穫量が多くなった。

「荒起し」は水が田に入っていないの、水が入った状態より足の疲れは少なかった。ただ土の活性化にも役立つレンゲ草の根が張って硬くなった田をおこすのは鋤がレンゲ草で上滑りして苦労した。

1日の仕事が終わると馬の体や足をお湯で擦るように洗って疲れを取るよう心掛けた。

馬の食べ物も好物の豆と「豆がら」を煮て、これに「米ぬか」を混ぜて与えた。馬は家族と同じ建物の中か、すぐ横にある馬小屋で飼う家が多かった。馬の健康状態には家族全員が気を付けていた。

1年を通じてわずか1カ月位の馬の仕事だったのに1年をかけて養うのは農家にとってはかなりに負担だった。

注:農業と関係の深い「環境経営士」https://www.compact-eco.com/ もご参照を


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